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■  た べ も の 展 

 

毎年1回開かれる「全国水産加工たべもの展」は大阪の水産加工業が中心となり水産加工品の普及、消費拡大を目的に昭和26年、第1回水産加工たべもの展が開催されました。
第3回近畿加工たべもの展を経て第8回からは全国からの出品を募る現在の形になりました。

全国のすぐれた水産加工品を一堂に展示し、即売会で選りすぐりの商品をお安く一般消費者に提供して水産加工品のよさを大いにアピールしてきました。



品評会の審査は毎年3000点前後の加工品のなかから選ばれ、水産物佃煮、加工昆布、水産練り製品、水産珍味、鰹節、その他水産加工品の6部門の優秀品に農林水産大臣賞・水産庁長官賞・大阪府知事賞・運営委員会会長賞(大阪消費者大賞)の各賞が贈られます。


大阪府調理食品協同組合はたべもの展発足当時から組合の重要な事業のひとつとして積極的に運営に参加して全国の加工業者からの出品を募り、農林水産大臣賞という大きな目標のもとに製造技術の向上や品質の改良、他の水産加工業との交流を進めてきました。

今後も水産加工業のより一層の発展をめざし、一般消費者のニーズにあった商品提案の場として、全国水産加工たべもの展が大きな役割を果たしていくと思われます。

 

 


 全国水産加工たべもの展 佃煮部門 農林水産大臣賞受賞者一覧 ◆

    受 賞 品 名 受 賞 者 名
昭和26年 第 1回 するめ東煮 大阪佃煮工業(株)
昭和29年 第 3回 鯛 田 麩 (株)山本商店
昭和30年 第 4回 剣先刻するめ佃煮 南川食品工業(株)
昭和31年 第 5回 塩 昆 布 マルヨシ食品製造所
昭和32年 第 6回 いかあられ (株)岡田商店
海苔佃煮 (株)西 音
昭和33年 第 7回 海苔佃煮 (株)港善商店
昭和34年 第 8回 もろこ佃煮 (株)三 幸
いかあられ佃煮 (株)野村佃煮
昭和35年 第 9回 角切塩昆布 光栄 三光食品工業(株)
昭和36年 第10回 刻みするめ佃煮 佃悦 近畿食品工業(株)
桑名名産 時雨蛤 総本家貝新水谷新九郎
昭和37年 第11回 あかね塩昆布佃煮 淀食品工業(株)
昭和38年 第12回 剣先するめ佃煮 塩政食品工業(株)
昭和39年 第13回 いかあられ (株)井筒屋商店
昭和40年 第14回 本節田麩 村林食品工業(株)
百万石煮 合名会社大畑商店
昭和41年 第15回 特選 塩昆布 マルカン食品(有)
昭和42年 第16回 味じまん のり佃煮 (株)大栄商店
昭和43年 第17回 小鮎佃煮 (有)丸十食品
昭和44年 第18回 しいたけのり 宝食品(株)
昭和45年 第19回 本鯛田麩 井筒屋商舗
昭和46年 第20回 浅利しぐれ煮 明治食品(株)
昭和47年 第21回 ちりめん白す 東宝食品(株)
昭和48年 第22回 剣先するめ カモヰ食品工業(株)
昭和49年 第23回 えび佃煮 (株)飯田屋本店
昭和50年 第24回 はぜ佃煮 (株)飯田屋本店
昭和51年 第25回 もろこ佃煮 佃食品(株)
昭和52年 第26回 小鮒百万石煮 佃食品(株)
昭和53年 第27回 あさり志ぐれ (有)共栄食品
昭和54年 第28回 にしん巻 (株)山本商店
昭和55年 第29回 角  煮 チキリキン食品(株)
昭和56年 第30回 手むき大蛤しぐれ (有)共栄食品
昭和57年 第31回 もろこ佃煮 合名会社大畑商店
昭和58年 第32回 特上しらす (株)仁徳商店
昭和59年 第33回 名代 うなぎ巻 (株)山本商店
昭和60年 第34回 時 雨 蛤 (有)総本家貝新水谷新左衛門
昭和61年 第35回 元祖 生炊しらす佃煮 (株)山下水産
昭和62年 第36回 鮎家のあゆ巻 (株)鮎家
昭和63年 第37回 わかさぎ佃煮 (株)出羽屋
平成元年 第38回 チリメン山椒 (株)野村佃煮
平成 2年 第39回 地白魚紅梅煮 (有)総本家貝新
平成 3年 第40回 鮭  巻 (株)山本商店
平成 4年 第41回 川エビ佃煮(中) (株)出羽屋
平成 5年 第42回 まろみ鱈 (株)京食
平成 6年 第43回 生炊若さぎ佃煮 佐藤食品(株)
平成 7年 第44回 生炊き小女子 小沼水産(株)
平成 8年 第45回 元祖 鮎の甘露煮 (株)うおすけ
平成 9年 第46回 小鮎醤油煮(木の芽入) (有)川魚の西友
平成10年 第47回 棒 だ ら (株)山本
平成11年 第48回 子持わかさぎ甘露煮 (株)出羽屋
平成12年 第49回 琵琶湖産鮎 ひうお (株)丸十
平成13年 第50回 明太いわし (株)天満屋
平成14年 第51回 琵琶湖名産 若鮎山椒煮 (株)鮎家
平成15年 第52回 まぐろ大角煮 (株)マルシメ21
平成16年 第53回 小鮎若炊き 西友商店
平成17年 第54回 京舞ちりめん 株式会社野村佃煮
平成18年 第55回 味ほたて 株式会社出羽屋
平成19年 第56回 鮎の昆布巻 株式会社うおすけ
平成20年 第57回 若炊蛤 (株)総本家新之助貝新


 最近の傾向 ◆


原材料にはそれぞれの良さがあり、素材の持ち味をどう引き出し製品づくりに生かしていくかがキーポイント。

近年は丁寧にじっくり炊き上げた昔ながらの本格的な佃煮か、あるいは浅炊き風の淡い味の佃煮に消費者の好みがはっきり分かれている。
やや特徴に欠ける中間的な味の佃煮は敬遠傾向にある。

健康イメージをもたらす素材を強調するとともに、大量生産にはない「手造りの味」「こだわりの味」を前面に打ち出した製品など差別化を図る傾向が強まっている。
また、兵庫のいかなごの生炊き「くぎ煮」や滋賀の「鮎」など、地域特性を生かした製品づくりも盛んとなっている。

 組 織 ◆

 

         (1)主催 全国水産加工たべもの展運営委員会
               (構成)大阪府水産加工食品組合連合会
                    全国水産加工業協同組合連合会
                    全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会
                    全国調理食品工業協同組合
                    社団法人日本昆布協会
                    社団法人日本鰹節協会
                    社団法人全国削節工業協会
                    
                    大阪府調理食品協同組合
                   大阪昆布商工業協同組合
                   大蒲水産加工工業協同組合
                   大阪鰹節類商工業協同組合

 

         (2)後援 農林水産省
                大阪府
               (財)大阪21世紀協会